Vol.229 マーケティングの成果を測る

茅ヶ崎市の厳島神社は映画「茅ヶ崎物語 MY LITTEL HOMETOWN」で紹介されました

本日は

#229 マーケティングの成果を測るには、何が有効だろうか

というテーマについて考えてみます。
こちらを参照しています。

マーケティングとは人との共鳴関係をつくることです。(中略)マーケティングの成果を測る一つの方法は、どれだけの人が自分たちを知ってくれたか、あるいは好きになってくれたかを調べることです。

P.F.ドラッカー 「非営利組織の経営」

マーケティングは顧客からスタートするもの。
自分達のことを知ってもらうことが目的ではないし、自分達を好きになってもらうこと・買ってもらうことでもない。
顧客が何を求め、何を必要としているか、ニーズからスタートするものです。

ですが、その、マーケティングが成果をあげているか?を測る方法の一つが、
「どれだけの人が自分達のことを知ってくれたか?」だとすると、
矛盾しているような気がします。

矛盾しているように感じるだけに、ここは、とても丁寧に扱う部分だなと実感です。

なぜ、一見矛盾に見えることが成り立つか?

それは、提供するサービス(提供されたサービス)を介して、顧客との間に共鳴関係が生まれた時に成果が生まれているから。

顧客価値、つまり、価値観。価値観は、顧客の感情的なものです。

顧客の感情が動いた先のオマケとして、または感情が動く通過点として
自分達のことを知ってくれたり好きになってくれたりするはずだから、です。

あくまでも顧客中心で、こちらへの支持は、オマケのようなもので、通過点にすぎないもの。
決して目的では無いのです。