Vol.201 「持っているもの」で成果をあげることができる

本日は

#201 使うことができる資金(資源)に活動はバランスしているか

というテーマについて考えてみます。
こちらを参照しています。

資金については、理事会にはもう一つ役割がある。使える資金と活動のバランスを図ることである。(中略)ノーばかりいう人間では困る。しかし、誰かが「使える資金に活動はバランスしているか」をチェックしていかなければならない。

P.F.ドラッカー 「非営利組織の経営」

 複数の方向性から捉えられると、結果として、活動の内容が充実すると言われています。

 行動すること、実践することに目が行くと、アウトプットの内容や方法に意識が向きます。
 活動の内容を考えることはワクワクします。

 ですが、その活動を行うには資源が必要。資金や人の力、時間、情報、などです。

 使うことができる資金を考える、ということは、すなわち、「持っているものを使う」という方向性です。アウトプットのために必要なもの、という方向ではなく、持っているものからアウトプットを考える、という方向です。

 一つの視点のみに立つのではなく、活動(=アウトプット)から捉える視点、資源(=もっているもの)から捉える視点、両方を入口に、考える。両方を分けて考えることです。202に続きます。