Vol.189 ミッションを見直すとき
本日は
#189 ミッションを見直すときがあるとしたら、それはどんな場合か
というテーマについて考えてみます。
ミッションは組織に特有の使命なので、そう頻繁に変わるものではありません。組織の使命や目的がコロコロと変わるようだと、事業や仕事は難しくなります。
しかし、一度定めれば永遠というものでもありません。
組織が社会の公器と呼ばれるのは、その目的が社会に貢献しているものだから。社会の役に立っているものだからです。
社会は変化することが常態です。変わらない社会はあり得ません。
だとしたら、社会の変化に応じて、ミッションを変えるタイミングもやってくるということ。役に立つかどうか?は、社会の変化によって変わる。「昔は重宝されたけれど、今は必要ないね」というようなこともあります。
社会の変化は、人口構造のように組織の働きによらずに変わるものもあれば、組織が成果をあげたからこそ社会が良く変化した、ということもあります。
われわれは繰り返しミッションを見直していく必要がある
P.F.ドラッカー 「非営利組織の経営」