Vol.185 社会の変化の意味を考える

本日は

#185 人口構造の変化が自社に与える影響について考えてみる

というテーマについて考えてみます。


 子どもの数が減る、高齢者の数が増える、日本で暮らす外国人が増える、など、人口は数だけではなく、その内訳に着目すると、数年後のことが分かってきます。2022年に生まれた子どもの数は後から増えないので、2042年に新たに20代となる人の数は2022年の時点で既に明らかです。

 人を、顧客の側の事情として捉えることもできるし、働き手側の事情として捉えることもできます。

 後から規模が増えることは無いこの事情を、どう捉えるか。

 それは、その規模の変化により起こる社会の変化を、どう捉えるか、ということです。  

 子どもの数が減っているから、学校の数も少なくても足りる?先生も昔ほどの人数が必要なくなる?と考えることもできる一方で、先生に求められることが変って来ると、先生の役割も変わって来る?いろいろ考えることができます。

人口統計では、間もなくアメリカの人口の三分の一がマイノリティになります。つまりわたしたちは大きな機会を前にしているのです。

P.F.ドラッカー 「非営利組織の経営」