Vol.146 自由と責任
本日は
#146 状況が求めるものは何か
というテーマについて考えてみます。
自分の貢献を考えるとき、「求められているものってあるなぁ」と気づくタイミングがあります。この力は強烈で、たとえ「うーん、内心はやりたくないんだよね」と思ったとしても、「求められているものならば、応えるよね。。。」と、渋々の場合もあるにせよ、納得します。
求められている。応えよう。ちょっと気が進まないけれども。
そう思うと、どう応えるか?を、自分で決めたくなるのが不思議なものです。人から指示された方法だと、「それは嫌だな!」と拒否したくなる。
人は、自分で決めたい存在なんですね。自由です。
自由とは、相手からの期待に応えるために自分がやることを、自分で決定できること。
責任とは、自分で決めたことを行うことを通じて、期待に応えるコミットを行うこと。
状況が求めるものは何か?を考えると、 自由を得て責任を負う。
自らの果たすべき貢献は何かという問いからスタートするとき、人は自由となる。責任をもつがゆえに、自由となる。
P.F.ドラッカー 「明日を支配するもの」