Vol.73 上司の強みも生かす
MP#73 媚びへつらいではなく、なすべきことから考えて、上司の強みを生かしているか?
人の強みを生かすのは、上司に関しても同じです。
自分と仕事の関りがあるということは、自分自身のアウトプットをインプットとして活用するのが上司の場合は往々にしてあります。知識労働者たるわたし達は、自分自身のアウトプットだけでは成果をあげることが難しい。誰かのインプットとして活用されることが必要になります。
上司自身も人であり、知識労働者であるということは、指示命令で働くわけではなく、自分の強みを生かしている時に最も成果をあげることができます。
ということは、わたし達自身も、上司の強みを生かすことが、成果につながっていきます。
ここで大切なのが、「これは、上司の好きそうなことだな」と顔色を見たり、自分の成績やご機嫌伺いのために強みを生かすのではないということ。成果=為されるべき事から逆算して作られている仕事やプロセスの中で、それを行う上司の強みを生かす、ということ。あくまでも成果、為されるべきことがスタートです。
人に気軽に声を掛けられる質を上司が持っているとしたらば、その質を強みとして生かすことができるはずです。外の世界の変化や反応は組織内部からは、なかなか得ることが難しいですが、上司が外の世界の人たちとの会話の中で自然にそれらを聴いてきてくれると、とても助かるわけです。強みを生かす、は、為されるべき事を皆で共有できているからこそ可能です。成果をあげる5つの能力すべては、合わせ技だな、と改めて思います。
今日は
#73 媚びへつらいではなく、なすべきことから考えて、上司の強みを生かしているか?
というMPから、自分も考えてみました。
上司も人である。人であれば強みとともに弱みをもつ。しかし上司の強みを強調し、上司が得意なことを行えるようにすることによってのみ、部下たる者も成果をあげられるようになる。
P.F.ドラッカー 「経営者の条件」