Vol.66 できないことを矯正するために仕事を使わない

MP#66 その人にできることからスタートしているか

 

 新たな仕事を任せられたとき、ぶち当たるのは「これは今までやったこと無いから出来ないな」とか「苦手であまりやって来なかったんだよね。。。」というものだと思います。自分の場合は、外部の人との打ち合わせで落としどころを「今」決めなければならない、という仕事が、苦手です。相応しくない回答をして失敗してしまうことがありました。

 でも、「苦手だから、できません」ではどうしようもないので、ここは考えなければなりません。

 そんな時、アドバイスとしてもらったのは、「いったん、確認します」とその場は答えて、対応を持ち帰って来ること、でした。この返答ならば、できるよね、と。今では、少しずつ、回答も変わってきています。まだ理想の姿ではありませんが。

 できないことがあるのは当然です。ですが、そのできないことを「できるようにさせる」場面として仕事があるのではありません。仕事は成果から、顧客からスタートしているもの。そのため、段階を経て「求められることで、できないことも、できるようになる」ことは必要ですが、「今、できることで」「今、できる形で」段階を追って対応ができるようになることです。何ができるかを問わず、できない事に焦点を合わせても、継続してそれを行うことは難しいと思わされます。

今日は

#66 その人にできることからスタートしているか

というMPから、自分も考えてみました。

人事においては、仕事が要求するものではなく、その人にできることからスタートしなければならない。ということは、人事のはるか前から、しかも人事とは関係なく、一人ひとりの人について考えておかなければならないということである。

P.F.ドラッカー 「経営者の条件」