Vol.35 まとまった時間を確保する方法

#35 どんな方法で自分は自由な時間を大きくまとめるのが合っているか?

「この、朝の10分があるかないかで、大きく違う。」
という体感がある方もいらっしゃるかもしれません。
朝10分余裕があるだけで、コーヒー1杯をゆっくり飲むことができるし、
外に出て朝の新鮮な空気を吸うことができます。

ですが、朝の10分で、仕事や勉強を進めることは難しいはずです。
ちょっと集中モードに入った頃には時間が終わっていると思います。
やはり、仕事や勉強を朝にやるとしたらば、30分、人によって・テーマによっては1時間は必要でしょう。

自分が、どのタイミングで、どのような方法で、大きくまとめた時間をとることができるのかは、人によって違います。自分に合った方法を見つけられるとその後の成果につながります。

1週間の中で、日常の仕事には月金をあて、他の日の午前中は重要な問題についての継続的な検討にあてる、午後は人に会う予定や打ち合わせにあてる、など、様々です。

自分の場合も、出勤前に家で行う仕事、午前中に行う仕事、午後に行う仕事、一ヶ月のうちの決まった時期に行う仕事、というように、なるべく大きくまとめて時間を使っています。細切れ時間にできることは、それだけをまとめた日に行うようにしています。

せっかく確保できた時間ですから、大きくまとめて使えるようになりたいものです。

成果をあげるには自由に使える時間を大きくまとめる必要がある。大きくまとまった時間が必要なこと、小さな時間は役に立たないことを認識しなければならない。たとえ一日の四分の一であっても、まとまった時間であれば重要なことをするには十分である。逆にたとえ一日の四分の三であってもその多くが細切れではあまり役に立たない。

P.F.ドラッカー 「経営者の条件」