Vol.34 時間に対する勘違い

#34 「自分は時間をコントロールして自由に使えていると思っていないか?」

以前の自問でも考えましたが、自分の記憶はあてにならず、時間をどのように使っているかは記録してみないと分からないものです。

自由に時間をコントロールして使っていると思うのは、間違いであることが多いです。
記憶だけではなく、「30分経った」というような体感も当てになりません。

地位があがったり、関係者が増えてくると、その状態はますます大きくなるようです。
会合によばれたり、お得意様との不意のやりとりがあったり、経営者は組織の顔として出て行く場面も多いからです。

立場は違えど、自分の自由になる時間は、自覚している以上に少ないものだ、と早いうちから心得ていられると、時間の捉え方や配慮の仕方の習慣にも変化が生まれそうです。

成果をあげる能力は習慣的能力だから。習慣化して身につくものだからです。
まずはアテにならない記憶を信用せず、時間の記録を取ってみることからスタート。

地位があがるほど、管理のしようのない時間、しかもいかなる貢献ももたらさない時間の割合が大きくなる。組織が大きくなるほど組織を機能させ生産的にするための時間ではなく、組織を維持し運営するための時間が多くなる。

P.F.ドラッカー 「経営者の条件」