#7 「組織で働く」「一人で働く」いいこと・困ること
一人で働くことと、組織ではたらくこと
2つには大きな違いがあります
一人だと、すべてが自分次第。
自分ができること以上のことはできませんし、使える資源も自分限り。
得られる結果もその範囲です。
組織で働くと、
自分自身は出来ないこと・苦手なことも、他のできる人の力によって行われ、
得られる結果も広がります。
一方で、
一人だと自分の中で完結しますが
組織で働くと、自分以外の他の人の事情や要素の影響も大きく受けます。
自分の持っている資源が影響を受けます。
「他の人の影響を受ける、自分の持っている資源ってなんだろう?」
「自分が影響を与える、他の人の持っている物って、なんだろう?」
その一つが「時間」です。
自分が予定していた時間を、やむを得ず他の人のために使わなければならなくなったり。
逆もしかりです。
下手したら「今日は1日、最初の予定が全然進まないで終わってしまった」なんて事もあります。
緊急で重要な事は、突然に起こります。
だからといって、杓子定規に「自分には予定のこれがあるから」と
予定外の全てを拒否することはできません。
時間を守る。自分のも、人のも。
そのためには、どうしたらいいか?考えどころです。
良いことも有るし困ることもある、それが組織で働くということ。
組織に働く者の置かれている状況は、成果をあげることを要求しながら、成果をあげることをきわめて困難にしている。まさに自らが成果をあげるよう意識して努力しないかぎり、まわりを取り巻く現実が彼らを無価値にする。
P.F.ドラッカー著 「経営者の条件」