Vol.504 ビジョンの有効性の基準

本日は

#504 そのビジョンは事業として成果をあげているか

というテーマについて考えてみます。
こちらを参照しています。

ビジョンが実現するには時間がかかる。永久に実現できないこともある。しかし実現した暁には、成果としての製品やプロセスやサービスには、顧客、市場、最終用途が存在しなければならない。利益をあげて売ることができ、顧客の欲求やニーズを満たすことができなければならない。

P.F.ドラッカー 「創造する経営者」p251~

 企業の目的はミッションを果たすこと。そのための手段として事業が行われています。

利益はミッションを果たすために企業が存続していくために無くてはならないもの。利益をあげることは、企業の目的ではなく存続の条件といえます。

ビジョンはその過程を決定づける方向性の一つですが、そのビジョンが有効であるかどうか、自分達の独りよがりになっていないか?の判断要素として、顧客からの支持=購入される、があり、それが企業にとっては利益となります。

 今日は掲げるビジョンが現時点で有効か、将来的に有効か、利益を切り口に考えてみる日です。