Vol.487 すでに起こった未来を探す
本日は
#487 今時点で確実な将来の変化は潜在的な機会
というテーマについて考えてみます。
こちらを参照しています。
出生率の急増や急減は、二〇年後までは労働人口の大きさに影響をもたらさない。だが変化はすでに起こった。戦争や飢饉や疫病でもないかぎり結果は必ず出てくる。
P.F.ドラッカー 「創造する経営者」p231~
労働人口の減少が始まっている現在の状況は急に生まれたものではなく、出生率の低下が出始めた頃には、起ることが確実でした。その間、二十年程のタイムラグがありました。
資源投下による事業の成長や安定にはある程度の時間が必要です。先行投資している企業が市場を作っていく場合もあります。
社会変化による影響が現れ始める時期を正しく予測することは難しくとも、影響が現れることは確かだと確信を持つことができれば、資源投下によるリスクは限られるはずです。
今日は自分の周りで、すでに確かな今後の社会変化を探してみる日です。