Vol.482 最小限の規模以下の場合の打開策
本日は
#482 成長しなければ成長に必要な資金が手に入らないという悪循環
というテーマについて考えてみます。
こちらを参照しています。
この悪循環に対する解決は飛躍である。大飛躍である。(中略)自力による段階的な成長は不可能である。必要な規模に達するには、売却するか、買収するか、合併するかしかない。
P.F.ドラッカー 「創造する経営者」p222~
優れた製品を生産していても、規模が小さすぎるがゆえに限界的な存在から抜け出せない場合があります。研究開発や営業活動の資源が大部分使われてしまい、成長のための投資まで回らない場合です。
規模を変えることないまま、中途半端な状態にいると、やがて、市場から退場せざるを得なくなるかもしれません。それが本来は顧客の支持を得ることができる物であっても、企業の規模が小さいままでは存続は難しいかもしれません。
このような場合は、他社の力に頼って、規模を変えることが考えられます。そのために企業再編という制度があります。この方法を取ることで、自社のみで行っていたよりも広く大きく顧客満足を得られるとしたら、どうでしょう。
今日は、他社との共同について、仮に行うとしたらを考えてみる日です。