Vol.425 自社が誰かの競争相手になる可能性

本日は

#425 新たな事業機会に向き合う

というテーマについて考えてみます。
こちらを参照しています。

わが社は、誰の競争相手にまだなっていないか。わが社の事業の一部と考えていないために、わが社には見えていず、試みてもいない機会がどこにあるか

P.F.ドラッカー 「創造する経営者」p136~

自社から思いも寄らぬ所から競争相手が現れる、ということは、翻って考えてみると、自社の提供サービスも他の業種から見た競争相手になる可能性がある、ということです。

捉え方を変えてみると、自社にとっての新たな事業機会に目を向ける、という視点です。

わが社の製品サービスは、どのような目的で新たな顧客から購入されるかもしれないか?

事業機会を考えてみます。

大勢の観光客が訪れるようになった地方の都市があったとします。名物名産が無いにも関わらずなぜか?というと、季節や時間帯に応じた絶景が楽しめる景観の美しさが、その場には在ったから。SNSブームで、写真を撮りたい人たちがやってくるようになったのです。

事業機会となるか否かは、市場の価値観の変化も大きく影響しています。

今日は、価値観がこれからどのように変化していくか?を考え、新たな機会への参入を試すことを考えてみる日です。