Vol.396 投入と生み出されるものの両方を見る
本日は
#396 資源投入をいつまで増やすか
というテーマについて考えてみます。
こちらを参照しています。
本当は、投入の増分から得る産出の増分が減少を始めた時点において、直ちに投入の増加をやめるべきである。製品のライフサイクルでは、その時点が今日の主力製品になったところである。
P.F.ドラッカー 「創造する経営者」p82
多くの資源投入をすれば、それだけ大きな結果を得られると考えがちですが、注意が必要です。
製品にはライフサイクルがあるので、今、多くの人から選ばれている製品サービスであっても、必ず「昨日の主力製品」となる段階がやってきます。その時期にも、明日の主力製品
と同じくらいの資源投下をしてしまうのは、資源の無駄遣いになります。
「昨日の主力製品」となってからでは遅いので、「今日の主力製品」となった段階で、資源増分を辞める必要があります。
今日は、増やした投下分と、産出の増加分を、それぞれ確認してみる日です。