Vol.390 特殊な製品として敢えて扱う必要があるのか
本日は
#390 その特殊製品は仮の分類であるかもしれない
というテーマについて考えてみます。
こちらを参照しています。
「特殊製品である必要のない特殊製品」である。すなわち主力製品として成功するかもしれないにもかかわらず、特殊製品として扱っている製品である。
P.F.ドラッカー 「創造する経営者」p71
何種類からも選べるようにしていることに意義がある、というような製品がある場合があります。顧客のニーズに応えているうちに、種類や形態が増えてしまい、それぞれが特殊な製品になってしまった場合です。
果たして、これらは本当に特殊製品なのだろうか。敢えて提供側の自分達が特殊と捉えたい場合もあるかもしれません。お客様の側からは、いずれの種類でも満足している場合もあるかもしれない。
特殊な物として分けて分類しているために、資源配分などが間違う可能性もあります。ひょっとしたら、主力製品の一部かもしれません。
今日は、自社の「特殊製品」の捉え方について、顧客や市場のニーズから、検討をし直してみる日です。