Vol.389 手直し用製品として捉えてよい場合の条件
本日は
#389 成功した場合の見返りに大きな成果が見込まれるものが手直し用製品
というテーマについて考えてみます。
こちらを参照しています。
(手直し用製品としての)類型に分類するには厳格な要件が必要である。すなわち、かなりの売上額、大きな成長機会、市場における際立ったリーダーシップの可能性、成功した場合の見返りとしての大きな成果である。
P.F.ドラッカー 「創造する経営者」p67
資源を使って開発した製品が手直しが必要なものだったと認識したら。
どんな物でも手を加えて、どうにかして、明日の主力製品や今日の主力製品に育てたいと思うかもしれません。
ですが、ここまですでに、資源を使ってきていることを考えるとどうでしょう。
手直しするか否かには、満たすべき要件があります。
その一つが、成功した場合の見返りに大きな成果が見込まれること、です。他にも様々な要件が必要になります。改めての製品の現状分析が大切です。
今日は、主力製品となっていない製品それぞれについて、売上額や成長機会、手直しが必要な欠陥などについて、整理分析してみる日です。