Vol.195 組織においてのリーダーの在り方

本日は

#195 組織が何をなすべきかは、自分は何をなすべきかを考えること

というテーマについて考えてみます。


 「うちの会社は(分かっていない)」と自分の組織の活動を評価したり批判する人も居ますが、そこからは何も生まれません。評価や批判では、組織としての行動が変わらないからです。

 組織としての行動の変化の先に、今とは異なる未来があります。

 組織としての行動の変化は、どのようにして、もたらされるか?それは、属する一人ひとりの行動の変化によります。

 わたし達自身の具体的な行動が変わらない限り、組織が変わることはありません。

 組織は何をなすべきか、を考えることも必要な場面もあるけれど、現実的に考えるべきは、自らは何をすべきかです。

自分の行動を自分だけは変えることはできます。

リーダーたる者は、組織において模範であるためには、いかにあるべきかを考えなければならない。組織が課題に挑戦し、機会を掴み、イノベーションを行うには、自らは何をなすべきかを考えなければならない。考えるべきは自らは何をなすべきかである。組織は何をなすべきかではない。行動の責任をとるべきは自分である。

P.F.ドラッカー 「非営利組織の経営」