Vol.187 魅力ある働き口である条件 

本日は

#187 働く人たちにとって最も重要なものは何か

というテーマについて考えてみます。


 仕事を選ぶ時に様々な条件があります。給与や待遇、勤務条件などあると思いますが、それらが同じような内容である場合は、結果、何で選ぶかとしたら、「この仕事は楽しそうだな」と思える期待度の違いで決まると思います。

 つまり、人は、表面的には条件を基準に仕事を選んでいるようで、心の中では仕事へのやりがいや働きがいを求めているということなのかなと。

 働きがいを感じることができないことを自分から選ぼうとはしないし、就いてみて、やりがいを感じることができないと、辞めてしまう。

 「意義を感じられる仕事に自分も関わることができている状態」は、働く誇りにつながります。

 意義を感じられるかどうか?仕事の内容は、組織の事業、組織がめざす成果によって決まって行きます。

機会の提供です。今日働く人たちにとって最も重要なものが機会です。(中略)自己実現の機会です。そして、働きがいのある共同体の一員になる機会です。意味あることに関わりをもつ機会です。何かの一員であることの機会です。機会というものを考えずに活力ある組織をつくることはできません。

P.F.ドラッカー 「非営利組織の経営」