Vol.93 これから起こることは、今は分析できないからこそ
集中のために、廃棄する、劣後順位を決める、に取り組んで来た後、では優先順位を決めるとしたらば。どうやって決めますか。どんな基準があるでしょうか。
「今まで、この方法でやってきたから」「他もやっているから」と、これまでの選択の視点ではなくて、これからの社会に変化を生み出す気概で、勇気を持って決めることを目指します。
「いい機会になったと思う」「いい機会と捉えよう」と、よく言ったもので。
例えば、古参の社員が辞めてしまった。生じた欠員を直ぐにでも補充しよう、というのがこれまでの方法だったとしたら、いや、待てよと。そもそも、お正月以外は年中無休で創業からやって来たけれども、これからを考えた時に、それってどうなの、と。店休日をつくる視点は、どうだろう。毎日営業しなければ、お客さんに喜んでもらえないのか。社員のシフトはどうか。など、成果から考えた時に、行うことは色々あります。
成果をあげるための秘訣を一つだけあげるとすれば、それは集中、と言われています。集中の段階で、最終的に優先順位を決定すること。最後の最後で、無難で簡単なものではなく、これを機に変わった、変革をもたらすものを選びたいものです。
今日は
MP#93 「今までこうだったから」と、昔の基準に従って、無難なことを選んでいないか。
というMPから、自分も考えてみました。
今日もよい一日にしていきます☀ ありがとうございます☀
優先順位の決定には、いくつかの重要な原則がある。すべて分析ではなく勇気に関わるものである。第一に、過去ではなく未来を選ぶ。第二に、問題ではなく機会に焦点を合わせる。第三に、横並びではなく独自性をもつ。第四に、無難で容易なものではなく変革をもたらすものを選ぶ。
P.F.ドラッカー 「経営者の条件」