Vol.81 チーム全体のレベルをあげるために

MP#81 優れた基準を設定できる強みをもつ人をリーダー的な地位につけているか。

  

 自分にとって、どうもできない・気が進まない行動があります。他にやってくれる人がいればお任せできるのですが、あいにくそういう人は居ない。自分がやらない限り、その部分は誰の業務でもなく仕事にもなりません。成果に直結する物でもあるので、どうにか自分ができるようになるしか無いのですが、やっぱり気が進まない。

 苦手意識?メンタルブロック?色々な視点で突破を試みるここ半年でしたが、どれも当てはまるけれども根本解決には至らず、結構参ってしまいました。

 そんな時にようやく気づいたのが、「行動を自分で評価するための基準が設定されていない」ということでした。自分達のための評価基準が設定されておらず、同業他社の基準(と思われるもの)を自分達にも適用して評価しようとしていました。それもあって、「どうにもできない・気が進まない」状態に長年陥っている部分があるようでした。自分達の中に自分達の仕事ぶりを評価する基準が無いことで、こんなにも影響を受けていたとは、、、、結構な衝撃でした。

 行動は後から自分達で評価できることが重要です。行う段階での標準と同様に、行った後の評価基準をともに設定できることが必要です。

 その基準や標準を、どのように設定するか。これが非常に重要になるな、と思わされました。自分達の現在のレベル(できること)と、顧客から求められるもの(なすべきこと)の両方を考慮して、なるべく高く、充実したものとして設定すること。けれども不可能なほどに高すぎないこと。

 チームで仕事をする場合は、そういった資質に優れている人こそ、リーダー的地位につけて基準を設定するといいです(基準を設定するのはマネジャーの仕事の1つ)。一人の場合は、、、、難しいですが、持っている自分の資質の何かを生かして、優れた基準を設定しようと思います。

   今日は 

#81 優れた基準を設定できる強みをもつ人をリーダー的な地位につけているか。

というMPから、自分も考えてみました。
今日もよい一日にしていきます☀ ありがとうございます☀

集団全体の成績を上げるよりもリーダー一人の成績を上げるほうが易しいということを知らなければならない。したがって、リーダー的な地位、すなわち標準を設定し基準を定める地位には、傑出した基準を設定できる強みをもつ人をつけなければならない。

P.F.ドラッカー 「経営者の条件」