Vol.80 機会を育てる
MP#80 自分を含めて、あらゆる人を機会として見ることはできているか。その機会は、どんなものか。
弱みをなくしたからといって、何かが生まれるだろうか。強みが発揮されることの制約となっている弱みだとしたら、それがなくなったことで、強みが生かされやすくなりますが、弱みがなくなったからといって、それにより直接的に何かが生まれるわけではありません。
弱みは頭痛の種にはなるけれど、成果を生むことはありません。強みだけが成果を生みます。
だからこそ、自分を含めて人の強みは、弱みの克服やフォローではなく、機会に活用することが必要です。機会は、問題解決のことではなく、社会や顧客の良き変化につながるものです。組織の外の世界に目を向けているからこそ、気づくことができるものです。
強みは自分達の内側にあるものなので、自分達の内側を捉える必要がある一方で、機会は外にあるものだから、外にも目を向けることも必要です。「両方やらなければいけないのは、結構しんどいな」と思いはしましたが、両方を行き来するからこそ、実は、自分の強みを明確に捉えられたり磨く方向性も分かるのかもしれません。
成果、外の世界への貢献、あってこその強み、です。しっかりトレーニングしたいです。地味をコツコツ続けられる気質も、外の世界の変化に貢献できてこそ、強みとして生かされますね。自己満足で止まってはイカンなと思います。
今日は
#80 自分を含めて、あらゆる人を機会として見ることはできているか。その機会は、どんなものか。
というMPから、自分も考えてみました。
今日もよい一日にしていきます☀ ありがとうございます☀
成果に関わるすべてのことについて、機会を育て、問題を立ち枯れにしなければならない。特にこのことは人事についていえる。自らを含め、あらゆる人を機会として見なければならない。強みのみが成果を生む。
P.F.ドラッカー 「経営者の条件」