#6 自分の仕事に責任を持つ
「3時間の間に30個作る」というような仕事を任された場合
20個しか作れなければ、それは足りない仕事ですし
不良品を一切含まずに40個作ることができれば、
「よくやった」と言える仕事と言えるかもしれません。
しかし、数や量で規定できない仕事を任されている場合
「お客さんの心に届く接客をする」なんていうような場合です。
果たして「自分はよくやった」と、自分で自分の仕事ぶりを客観的に評価するとしたら
何を基準にすればよいか
悩ましいです。
自分都合の基準に立てば、「自分は、ちゃんとやりました」と、全て言えてしまうかもしれません。
言いたくなる心境があります。「お客さんの心を考えて工夫しましたから!」と。
でも、果たしてそうなのか。
それでいいのか。
「お客様が何を、どんな風に喜んでくださったか。何に対して『良かった』と思ってくださったか。」
会話の中から、お客様の実際の感想やその後の感情の変化を伺って、それらを元に
「やることはやれたかな」と判断しよう、と思っています。
とは言っても、「ご満足いただけたのだろうか」と思う日々。
本当のところは、お客様に聴かないとわからないのですが。。。
自分の仕事の出来を独りよがりで決めないこと。
知識労働は量によって規定されるものではない。コストによって規定されるものでもない。成果によって規定されるものである。
P.F.ドラッカー 「経営者の条件」