Vol.513 具体的な行動が生まれてこそ事業の定義が機能する

本日は
#513 その事業の定義は具体的な行動を生み出すか
というテーマについて考えてみます。
こちらを参照しています。
事業の定義は実行可能でなければならない。(中略)具体的な行動に結びつく結論を引き出せなければならない
P.F.ドラッカー 「創造する経営者」p262~
ミッションを定めることに似ているかもしれませんが、事業を定義づけて終わりではありません。それにより、「これは行う」「これは辞める」というような具体的行動が生まれる必要があります。インプットの点でも、アウトプットの面でも、同じです。
具体的な内容として定められていると、むしろ狭すぎる事業定義となり、変化しながら成長していくことが難しくなります。なので、一言一句、言葉として定める必要性はありません。ですが、定義づけられた事業の内容の細部や具体的内容までを組織内で共有できていることが必要です。
今日は、規定された事業の定義を軸にして、例えば、始めること・辞めることを整理することができるか、検証してみる日です。