Vol.511 広すぎず狭すぎず

本日は
#511 事業の定義の有効性を大きさから考える
というテーマについて考えてみます。
こちらを参照しています。
事業の定義が有効であるためには、成長して変化していけるだけの大きさのものでなければならない。さもなければ市場や技術が変化したとき簡単に陳腐化する。
P.F.ドラッカー 「創造する経営者」p261~
社会は変化するものです。顧客の価値観も変わり市場も変わります。社会課題も時間をかけて変わっていきます。となれば、組織が行う事業だけが変化せず何十年も同じことを続ける、ということはありえません。事業も変化し成長していくことが求められます。
そのためにも、変化するにちょうど良い余白とでも言いましょうか、余裕があることが必要になります。特定の機器の製造を事業の定義としていたら、その機器とは異なる機器が社会から求められていても製造することができなくなります。一方で、ジャンルのように広く設定してしまっていると、果たして自社が行うべきことなのか、判断が難しくなります。
今日は、事業の定義づけが広すぎていないか、狭すぎていないか、確認する日です。