Vol.485 潜在的な機会の発見の先にある充実感 

本日は

#485 心理的な要因に、どう向き合うか

というテーマについて考えてみます。
こちらを参照しています。

あらゆる企業が、隠れた機会をもち、あるいは弱みを機会に変えることができるということではない。しかし、機会をもたない企業は生き残ることができない。そして潜在的な機会の発見に努めない企業はその存続を運に任せることになる。

P.F.ドラッカー 「創造する経営者」p228~

 脅威の中に機会を発見することは実現できれば理想的ですが、現実的には簡単では無いものでもあります。これまで長く続けてきた慣習に意味が無くなった場合や、これまで力を磨いてきた分野の将来性が危ぶまれる場面では、「これを機会として」と考えることは心理的にも難しいからです。人には心がありますから。

 ここは根気よく、小さな成果しか得られないとしても、向き合う中で問題を処理していくことが求められます。運任せで経営を行っていくわけにはいかないからです。「まったく不可能だ」と跳ねのけ続けるのではなく、新しい案を考えて名案が閃いたときや、計画として進めていく中での満足感や充実感も待っています。

 今日は、自分自身が逆境を乗り越え充実感を感じた体験を振り返ってみる日です。