Vol.475 弱みの中にあるもの

本日は

#475 最も有望な機会は内在する弱みにある

というテーマについて考えてみます。
こちらを参照しています。

最も有望な機会は、事業に内在うる弱みに存在する。しかし、そのような弱みを機会に転ずるにはイノベーションが必要である。

P.F.ドラッカー 「創造する経営者」p208~

 弱みを克服し強みへと伸ばしていくことには多大な時間や労力も必要になります。生産的な活動ではありません。そう考えると、弱みは活かすものではなく、重大な影響を及ぼさない程度に扱うものと捉えがちです。

 ですが、その弱みの中に、事業機会があった場合はどうでしょう。未だ満たされていな顧客の欲求を満足させ新しい価値を生み出すものが、弱みとなっている状況の中に埋もれている場合があります。

 目的を見誤らないことが大切です。弱みを克服することを目的とするのではなく、事業機会を発見することを目的におくこと。そうすると、選ぶ方法が変わってきます。

 今日は弱みだからと見ていない領域や分野に事業機会がないか、確認してみる日です。