Vol.471 弱みが機会
本日は
#471 何が企業の能力発揮を妨げる要因となっているか
というテーマについて考えてみます。
こちらを参照しています。
弱みや制約が克服されたとき、経済的な成果はきわめて大きなものとなる。したがってそのような制約こそ大きな機会である。
P.F.ドラッカー 「創造する経営者」p202~
弱みを機会とする、という発想はあまりないかもしれません。
確かに弱みからは何も生まれないため、それをもとに成果をあげることは難しい面があります。
ですが、組織の弱みは人間の弱みとは異なります。資質ではなく、その分野での活動や経験の蓄積が無いことに起因しているもののため、人の弱みと違い、克服することができます。そのためには、弱みを明確にすることや、その分野での知識や能力を身に着けるための体系的な取り組みが必要になります。
とはいっても、弱み(を克服すること)が新たな事業機会となるのであれば、これからの活動も変わって来ます。
今日は、妨げになっている弱みの分析に取り掛かる日です。