Vol.469 人の強みが発揮されるには集中が必要 

本日は

#469 その人自身が集中できるような人材配置

というテーマについて考えてみます。
こちらを参照しています。

最大の誘惑は、第一級の人的資源を集中させずに分散させることである。優先順位に関わる苦しい意思決定を避けるためには、強い人間に対し、弱い人間に助言を与え助けるよう頼んでしまう。「ときどき一日か二日割いてくれればよいのだが」が典型的なセリフである。

P.F.ドラッカー 「創造する経営者」p195~

 

 人員が限られる小規模な企業では実際難しいかもしれませんが、難しい中でも人的資源の集中には取り組まなければなりません。

 例えば、1時間ごとに分野や内容の全く異なることを行うとなれば、使う知識や能力も変わってきます。はたしてそれで、重要な機会を組織として活かすことができるのか、難しいところです。

 人的資源とはいえ、人そのものですから、人のマネジメントの要素も加味し、その人自身の力が分散されてしまわないか、方法の見極めが必要です。

 今日は、人的資源の集中がどれだけできているか、確認してみる日です。