Vol.467 欠けているものがあるところにイノベーションは生まれる

本日は

#467 何かを発見することがイノベーションではない

というテーマについて考えてみます。
こちらを参照しています。

イノベーションとは、既存の知識、製品、顧客のニーズ、市場などすでに存在するものを、はるかに生産的な新しい一つの全体にまとめるために、小さな欠落した部品を発見し、その提供に成功することである。

P.F.ドラッカー 「創造する経営者」p194~

 イノベーションという言葉は頻繁に聞かれるようになりましたが、その意味は発明や発見に限られるものではありません。既にあるものを、まったく新しい切り口でより生産的に活かすことや、欠落しているために生産性に限りがある状態を解消していくこと、というイメージです。

 となれば、やみくもに全くの無から有を生み出すことではなく、欠けているものを探すことや、思ってもみなかった全く新しい視点や見方を知ることが出発点です。そのための見方や姿勢は意識的に身に着ける必要があります。

 今日は、イノベーションの機会を発見する姿勢をどれだけ今持てているか、確認してみる日です。