Vol.466 製品がどのように見えるかを変える
本日は
#466 リプレースメントは開発ではない
というテーマについて考えてみます。
こちらを参照しています。
変えるべきものは製品そのものではない。製品が適切でないならばそもそも時間と労力をかける理由がない。変えるべきは、企業自身が製品をどのように見、提供し、利用するかである。
P.F.ドラッカー 「創造する経営者」p190~
リプレースメントの重要性を自分自身も認識する機会がありました。
リプレースメントは開発とは違います。何が市場であるかを考えること、自分が捉えている市場とは異なる市場についての新しい考え方や知識の利用の仕方に関わることです。
一時期はやった高級食パンの例が分かりやすいかもしれません。一斤の食パンを「主食の1種類」と捉えると日常品の市場に分類されますが、「特別な時に食べるもの」と捉えると、お土産や手土産の市場に分類されます。どちらを選ぶかは、企業自身です。
今日は自身の製品の見方や提供の仕方が、ひょっとしたら間違っていないかを考えてみる日です。