Vol.461 最初の一歩は大きなものとする

本日は

#461 最初から計画の細部の完成度にこだわっていないか

というテーマについて考えてみます。
こちらを参照しています。

理想企業実現のための最善の方法は、大きな輪郭を描いてその実現に着手したあと、順次に修正と改善を行っていくことである。そのようにしなければ、書き直し、練り上げ、洗練しているうちに設計そのものが陳腐化する

P.F.ドラッカー 「創造する経営者」p186~

 なるべくなら早く大きな成果をあげたいと誰もが考えるはずです。十分でないにも関わらず準備を急ぐのはよくありませんが、「いくらでも時間はある」という考えではないはずです。資金や人材という他の資源からみれば、もっと限られます。

 だからこそ、小さな部分から一つひとつ確実に作り上げていくのではなく、大きな全体を最初に描いて、そのために必要な部分部分を修正していく、という進め方が望まれます。

 大きな全体、最初に描く成果を大きなものとすることは、計画を進める中で立ち戻る基準や他のメンバーと共有できる方向性も確かになります。

  今日は、自分達のチャレンジが最初の時点で大きなものを描いているか、その内容は何だったか、確認してみる日です。