Vol.459 分析の視点は総合して活用する
本日は
#459 分析を部分で終わらせない
というテーマについて考えてみます。
こちらを参照しています。
この三つのアプローチは相互に補完的である。それぞれのアプローチが、それぞれの機能と目的をもっている。したがって、これらのアプローチを総合して利用することにより、本書で述べてきた分析による洞察を効果的な行動へと変えることができる。
P.F.ドラッカー 「創造する経営者」p183~
事業分析や企業分析を行う際に陥りがちなのが、分析結果を個別に捉えてしまうことです。分析は全体を見るために部分に対して行いますが、それぞれが相互に補完関係にあることが少なくありません。
理想企業の設計によっては方向性を決定することができます。そして、その方向性を踏まえたうえで機会の最大化を考えると、何を取り、何を取らないかも明確になります。そうして得た事業領域や分野に、優秀な人材を配置することで、人材の最大利用が完成します。
取り組む順番もありますが、大事なことは、分析結果を総合することです。
今日は、手つかずになって放置されている分析結果が見過ごされていないかを確認する日です。