Vol.453 明日のために今、何をするか
本日は
#453 あるべき姿への移行のための道筋
というテーマについて考えてみます。
こちらを参照しています。
マーケティング分析と知識分析は、(中略)経営者をして(中略)「これが現在の姿から、あるべき姿への移行のための道筋である」といいうる方向性を与える。
P.F.ドラッカー 「創造する経営者」p169~
分析の結果が示すものは、これまでの過程を経て、今あるもの・無いものの2つに分別されますが、それで終わってしまってはもったいない、というのが事業分析の大事な点でした。
数年後を見据えた時に、知識を身につけることや、製品を開発すること、流通チャネルを開拓することなどは、時間がかかります。そして、それらは、現状からスタートするだけでなく、将来的な「あるべき姿」からバックキャストで考え決定し、行動に移していくことです。
あるべき姿への移行を、どのように行うか。「どのように」の内容は、これからとる道筋の計画でもあります。ローマは一日にして成らず、だからこそ、資源を何に投下するか、分析の結果を活かして検討し、決定して行動していくことが大切です。
今日は、われわれの事業のあるべき姿についての道筋を考えてみる日です。