Vol.386 追加の資源配分の対象は今の主力製品ではない 

本日は

#386 明日の主力製品に資源を配分しているか

というテーマについて考えてみます。
こちらを参照しています。

明日の主力製品の力をフルに発揮させるために必要な資源が、昨日の主力製品や独善的製品に振り向けられてしまっているのである。(中略)明日の主力製品こそ追加資源の見返りが最も大きな製品である。

P.F.ドラッカー 「創造する経営者」p64

今日の主力製品は、全体の利益に占める割合も大きいからこそ、集中的に資源投下を考えがちです。

ですが、この結果は、これまでの資源投下が今、結びついて生まれている部分あります。今の資源配分の結果を、今、得られているのでは無い、ということは見過ごせません。

明日の主力製品と今日の主力製品は、今という同じタイミングに存在しています。そして、今、投下配分できる資源には限りがあります。

明日の主力製品が、数年後、今日の主力製品へと成長しているかどうかは、今の追加の資源配分によります。

今日は、明日の主力製品への追加資源の配分を具体的に検討する日です。