Vol.430 際立った知識が差別化の源泉

本日は

#430 際立った知識が事業成長の源泉である

というテーマについて考えてみます。
こちらを参照しています。

 経済的な業績は、差別化の結果である。差別化の源泉、および事業の存続と成長の源泉は、企業の中の人たちが保有する独自の知識である。

P.F.ドラッカー 「創造する経営者」p144~

「~ができる能力」を知識と捉えたのち、その能力が他社と比べても際立っているとき、差別化が可能となり、事業成長を生みます。

差別化というと、他社との量的な意味での程度の違いを思い描きそうですが、改めて思ったことは、差別化=質の違い、なのかもしれません。

「~ができる」という能力に関する量的な差と考えると「数多くできる」「たくさんできる」ということなのかもしれませんが、質的な差と考えると、それは精度の高さや種類バリエーションの多さ、対応速度の速さなど、単純な大量生産的な側面では無いかもしれません。

いずれにせよ、「際立った能力」の内容を自社で考える必要があります。

今日は自社の知識のなかで、今後際立たせることができそうなものを、考えてみる日です。