Vol.418 顧客の購入目的を考える
本日は
#418 顧客はお金と時間をどう使っているか
というテーマについて考えてみます。
こちらを参照しています。
あらゆる企業が、顧客の消費額、可処分所得、自由裁量所得、自由裁量時間のいかなる割合が、自社の製品に向けられており、かつその割合が増えているか減っているかを知ろうとしている。
P.F.ドラッカー 「創造する経営者」p131~
もちろん、それらのことは重要である。しかし、「顧客は、その金と時間をいかに使うか」についての知識のほうが、はるかに多くのことを教えてくれるはずである。
自社が提供する製品サービスを、顧客は何の目的で、いかに購入しているか。
金額の増減や割合に注目することはあるかもしれませんが、「何の目的でいかに」を考えられることは、顧客が何を購入しているか、を考えることにつながります。
社員研修を外部に委託して実施する場合、研修=人材育成、というだけではないかもしれません。研修内容によっては、福利厚生や広告宣伝にもつながる場合もあります。
人材の育成、という目的も、決算期内で処理する費用というよりも、見えない資産=人的資本への投資、という点で資産と考えることもできる場合もあります。
今日は、顧客の支払いの目的について考えてみる日です。