Vol.408 顧客や市場についての認識は間違っていることの方が多い

本日は

#408 顧客がなぜ自社の製品を選ぶのか聞いてみたことはあるか

というテーマについて考えてみます。
こちらを参照しています。

顧客と市場を知っているのはただ一人、顧客本人である。したがって顧客に聞き、顧客を見、顧客の行動を理解して初めて、顧客とは誰であり、彼らが何を行い、いかに買い、いかに使い、何を期待し、何に価値を見出しているかを知ることができる。

P.F.ドラッカー 「創造する経営者」p118~

 AIの発達で様々なことが分析できるようになりました。「風が吹けば桶屋が儲かる」なんて諺が日本にはありますし。企業側としては、「30代男性、既婚、持ち家、子どもは一人、職業IT関係」というデータをもとに顧客が必要としている物や価値ありと感じるものを分析して答えを出すこともあるかもしれません。

 ですが、果たして本当にそのデータの答えは当てはまるのか。

 当てはまる場合もあるかもしれませんが、データの答えを使うのではなく、目の前にいる顧客に聞いてみることからスタートです。顧客から直接に聞く言葉の中に、自社の事業を外から見て分析した視点が含まれます。

 今日は、顧客がなぜ自社の製品サービスを購入するのかを聞いてみる日です。