Vol.404 監視的コストの管理の仕方
本日は
#404 悪いことが起こらないようにするための活動のコストを、どのように管理するか
というテーマについて考えてみます。
こちらを参照しています。
(監視的コストとは)何かをもたらすためではなく、何か悪いことが起こらないようにするための活動のコストである。あらゆる企業が、製品が売れなくなったり技術が競争力をもたなくなったりしたことを早く知るための警報を必要とする。
P.F.ドラッカー 「創造する経営者」p109~
その活動から成果を生み出していない場合、コストはかけたくないけれど、予防的な活動として辞める判断も慎重になる場合はどうするか。
最善の管理は、そのような活動そのものを辞めることです。やめると、これまでのコスト以上の損失を受けるか?を問い、答えが「No」であれば、監視の活動そのものをやめます。
一方で、辞められない場合にはどうするか。
監視活動に他の意味も持たせられると有効です。予防的な活動となれば、顧客の動静を同時に知ることができる場合もありますし、成果に影響を与える社会変化を発見できる場合もあります。
今日は、現在行っている監視活動そのものに、他の用途や意味を加えて考えてみる日です。