Vol.402 全体の流れの中でコストを扱い理解する

本日は

#402 ほかのコストにいかなる影響を与えるかを考えているか

というテーマについて考えてみます。
こちらを参照しています。

コストは一つの体系であるということが明らかになるはずである。結果はともかくとして、活動やコストは容易にほかのコストポイントに押しつけられることが明らかになる。

P.F.ドラッカー 「創造する経営者」p89

焦点を合わせているのが部分のみの場合だと、ほかのコストを増大させたり効率を悪化させてしまうことがあります。

同じ消耗品でも価格の安いものを選んだために、交換頻度が増えてしまったり、交換の際の作業がとても大変だったり。

コストは一つの体系である、と捉えられると、部分に及ぼした変更が他の部分に大きく影響する場合が出てきます。

コストの総額が大幅に減少するならば、部分のコストの増加は良しとする、というような価値判断が必要です。

今日は、コストの部分同士の関連性を考えてみる日です。