Vol.397 コストと浪費の違いについて
本日は
#397 業績をあげないならばコストではない
というテーマについて考えてみます。
こちらを参照しています。
機会の最大限の開拓こそ、コスト当たりの業績比を上げコスト管理と低コストを実現する王道である。機会の最大限の開拓が中心でなければならない。
P.F.ドラッカー 「創造する経営者」p86
全くの無駄を出さずにマネジメントすることはできません。最初の段階では、投下した資源が成果につながらないこともあります。
ですが、いつまでたっても業績をあげられないとすれば、それは、製品開発が適切でなかった可能性があります。目指した価値提供が誤っていたのかもしれません。
成果は組織の外にあります。成果に結実する機会があってこそです。
機会として捉えたものが正しいかどうかは、その投下がコストとなるか浪費となるかを分けます。
今日は、資源として投下した額の大きさではなく、機会として捉えたものの内容を改めて考えてみる日です。