Vol.394 製品の類型変化の前兆

本日は

#394 製品の性格の変化をどのようにして把握するか

というテーマについて考えてみます。
こちらを参照しています。

 製品の性格の変化、特に衰退に向かっての変化を把握しなければならない。「明日の主力製品から今日の主力製品への変化、さらには、昨日の主力製品への変化をいかに知るか」「開発製品の独善的製品への変化をいかに知るか」が問題である。

P.F.ドラッカー 「創造する経営者」p80

 既存の製品を販売するのでなければ、開発製品の段階から始まります。それが、主力製品となる場合もあれば、独善的製品となってしまう場合もあります。永遠に開発製品であることはあり得ません。

 製品の類型は必ず変化します。類型変化の把握が必要なのは、変化によって、投下する資源配分も変えていかなければならないからです。

 当初、予期していたものと異なる結果が出るようになって来たときは、類型変化の前兆と考えられます。製品分析が必要なタイミングかもしれません。その点で大切なことは、新製品に対する期待は事前に書き留めておくことになってきます。

 今日は、製品の類型に変化がないか、始めにイメージしていた物と変わってきていないかを確認する日です。