Vol.388 昨日の主力製品に資源を集中しすぎていないか
本日は
#388 昨日の主力製品という製品のライフサイクルには誰も抵抗できない
というテーマについて考えてみます。
こちらを参照しています。
昨日の主力製品はみなに愛されている。今日の企業を築いた製品である。「古きよき製品Aへの需要は、不朽である」は、いわば社訓の一節となっている。
P.F.ドラッカー 「創造する経営者」p67
だが、昨日の主力製品はさらに陳腐化しつつある。間もなく完全に陳腐化する。
どの会社やどのお店にも、一時代を築いた主力製品や看板商品があるはずです。その製品やサービス、商品が支持されたのは、その時代の人たちに必要とされ、求められていたから。
ですが、変化が常態であると言われる中では、今日の主力製品だったものも、数年後には昨日の主力製品となります。それは避けられない現実です。
そのことを受け容れて、昨日の主力製品から資源を引き上げることが大切です。いきなり廃棄は難しい現状も踏まえて、いま、できることから取り掛かる。
今日は、まず、昨日の主力製品の洗い出しと、そこに対する資源配分の現状を確認してみる日です。