Vol.383 希少な資源の使われ道を確認する

本日は

#383 知識と資金は将来性のある機会に使われているか

というテーマについて考えてみます。
こちらを参照しています。

企業にとって、基幹的な資源は二つしかない。一つは知識という資源、すなわち購買、販売、アフターサービス、技術、マネジメントの人材である。そしてもう一つは、資金である。これら希少かつ高価な資源は、何に使われているか。業績をもたらすいかなる領域に使われているか。機会と問題のいずれに使われているか。重要かつ将来性のある機会に対して使われているか。

P.F.ドラッカー 「創造する経営者」p55

 市場におけるリーダーシップを「この分野で握ろう」と定めたとして、次の段階は、資源配分です。企業が何かを起こすためには、資源をつかって何か行動を行うことが必要になります。

そのためにも、現状確認が先に必要です。

資源の中で大切なのは、資金と知識です。特に知識については、目に見えない点やどれくらい投下されているのかが分かりにくいため注意が必要です。

優秀な人材を社内の問題解決の分野に登用していないか。これでは、成果に結びつく組織外の機会の活用に使うことができません。 今日は、これからの資源配分を考える前に、まず先に、資源配分についての現状確認を行う日です。