Vol.376 事業の外部のものはコントロールできない
本日は
#376 市場と流通チャネルを、どう活用するか
というテーマについて考えてみます。
こちらを参照しています。
経済的には、製品は、市場にあって、流通チャネルを通じて最終用途のために購入されて製品となる。しかし、市場と流通チャネルのほうは製品から独立して存在する。一義的に存在する。製品のほうが二義的に存在する。
P.F.ドラッカー 「創造する経営者」
市場と流通チャネルは事業の外部にあってコントロールできない。製品の変更は命令できても、市場や流通チャネルの変更は命令できない。
流通チャネルは顧客がどのようにしてその製品を手にするか?の経路です。顧客にとっては、「どのお店で買うことができるか」や「誰に頼めばやってもらえるか」「やってくれる人をどうやって知るか」というような内容です。
これらは、すべて提供者である企業の外にあります。その内容のすべてを企業側で決定することはできません。お店の中でも、どのコーナーに陳列されるかによって、お客さんが手に取るか見過ごすか、変わってきます。
ですが、自分達で自社の提供サービスの流通チャネルを分析検討して試していくことは必ず必要です。すべてを決定できなくとも、企業側で対応できることがあります。 今日は自社の提供サービスの現在の流通チャネルを分析してみる日です