Vol.374 製品の捉え方は事業上の重要な意思決定

本日は

#374 販促品として位置づけているものは本当に販促品と言えるのか

というテーマについて考えてみます。
こちらを参照しています。

いかなる企業にも、ほかの製品の販促品や付属品という本業の主力製品ではない製品がある。それらの製品に対して、主力製品と同じ基準を適用することは間違いをもたらす。それらの製品は、販売促進効果など主力製品に対する貢献によって判断しなければならない。

P.F.ドラッカー 「創造する経営者」

販売する商品や提供サービスの数が少ないと、それぞれに対して「主力はこれ」「販促品はこれ」と認識もできますし、認識と実態に変化が生じていないか?を考えることもあるかもしれません。

一方で、いくつも商品があると状況は変わってきます。

加えて、自分達では「うちの主力はコレ」と思っていても、実際の販売数や件数でみたら異なる状況もあるかもしれません。

何を主力ととらえるか、販促品ととらえるか、などは、今後の事業戦略にも影響する重要な意思決定です。製品の区分も実際はこれら二つだけではありません。

今日は、ひとまず、自社の中での「主力の販促品」と捉えているものが本当に主力製品に貢献できているか?を分析してみる日です。