Vol.373 正しい答えではなく、正しい問いを立てる

本日は

#373 分析のための正しい問いを立てているか

というテーマについて考えてみます。
こちらを参照しています。

この段階では分析の技術的な完全さを求めるのではなく、意見の対立や判断に関わる問題を明確にすることが重要である。正しい答えではなく、正しい問いが必要である。

P.F.ドラッカー 「創造する経営者」

様々な立場や経験からの見方や捉え方があるので、業績をもたらす領域についての分析は人によって答えが違うかもしれません。

ここで大切なのは、違う答え、異なる意見が出るということ。意見が一致しないのはダメ、ということではありません。

異なる意見が出てくるからこそ、より多面的に捉えることができます。

そのためには正しい答えではなく、意見の対立や判断に関わる重要な要素が明確になってくるような正しい問いを立てられることが必要です。

今日は、質問や疑問の内容がどれだけ正しさに近づいているか、考えてみる日です。