Vol.331 トップは働く人から得た答えをもとに自分の行動を始める
本日は
#331 それぞれの仕事ができるようにするためにトップがまず行うことは聞くこと
というテーマについて考えてみます。
こちらを参照しています。
全員に対し、「あなたの助けになるような何かを私はしているか。邪魔になるような何かを私はしているか」も聞かなければならない。そして彼らの答えをもとに行動しなければならない。(中略)全員にそれぞれの仕事がある。それらの仕事をできるようにすることがトップたる者の仕事である。
P.F.ドラッカー 「非営利組織の経営」
様々な知識や経験を踏んでいるトップや上の人から見たら、現場の働き手の行動には物足りなさを感じることもあるかもしれません。そして、指示命令をしてしまう。働き手に「指示待ち社員にならないで欲しい」と望みながらも、そうしているのはトップ自身の行動だったりします。
トップや上の立場の人が行うべきことは、現場のそれぞれの人に聞くことです。
現場から見たら、どこに機会があるか。何がうまく行っているか。何が問題か。何を改善しなければならないか。
顧客と近い現場には様々な事実があるだけでなく、それらは働き手自身が認識する「組織として為すべきこと」の一端である可能性もあります。
今日は、現場の働き手の声を聴き、自分が取る行動を考えてみる日です。