Vol.327 必要な情報が流れていくように組織構造を設計する

東京駅八重洲口

本日は

#327 組織構造は情報の流れを元に設計する

というテーマについて考えてみます。
こちらを参照しています。

非営利組織は情報型組織でなければならない。現場で仕事をする人たちからトップへと流れる情報、およびそのトップから下へ流れる情報に沿って組織を構造しなければならない。

P.F.ドラッカー 「非営利組織の経営」

 共有した情報を仕事に反映させ成果に結実させる点では、現代社会は非営利組織に限らず情報型組織であると言えます。

 情報は顧客の声を元にした商品開発のように現場から組織内部に取り入れられることもあれば、組織内部で揉まれて整理され現場に近い所に還元されることもあります。

 どのような情報を誰がどれくらい共有できているかによって、生み出されるサービス内容が変わり、成果に影響を与えます。

 その情報共有を決める一つが組織構造です。情報共有の順番や内容の解像度を考慮して、組織構造を設計することができます。

 今日は組織が成果をあげるうえで必要な情報の内容を整理し、それらを必要十分に共有するための組織構造を考えてみる日です。