Vol.323 全体を前へ進めて行きつつ少数派にも関心を持ち続ける

本日は

#323 反対意見を述べてくれたことに感謝を伝える

というテーマについて考えてみます。
こちらを参照しています。

 プログラムの中身や仕事のやり方を変えたいときはどう切り出しますか。  必ず通せるという状況をつくります。大事にしているものを変えるという感じをもたせずに、まず視野を広げてもらいます。一対一で話します。根回しなしに理事会にはもち出しません。

P.F.ドラッカー 「非営利組織の経営」

 これまでとの内容や方法を変えるとき、メンバーの全員が賛成では無いかもしれません。それぞれの立場から見ている現実があります。人の見方や意見は違って当然です。

 異なる意見から選択肢を出し、新たな意見としてまとめ上げ実行に移すにしても、決定した意見に全ての人が賛成では無い場合もあります。けれども大切なことは、意思決定後の行動と検証です。行動がない限り成果には結びつきません。そのため、100%賛成できない人が居る場合でも、行動のフェーズへと進みます。チームや組織全体を進めるためです。

 反対意見を言ってくれる人、最後もやはり反対だった人への配慮を忘れないように。彼ら無くしては、この新たな意見はまとまらなかったし、今後の検証が雑になっていたかもしれません。

 今日は、反対派や少数派に耳を傾け目を配る日です。